YJFXの情報漏えい

今年発生したYJFXの顧客情報持ち出しに関する調査というものが届きました。


はっきりって、期待していました。
天下のYAHOOさんが、「個人情報」という言葉を避け、
お詫びの金銭保証をせず、(善意的にとらえて)その分調査に費やしたという報告。
500円程度の保証ならはっきり言って詳しい調査してくれれば勉強にもなるしがよっぽどうれしいわけです。


そして何よりも受け手の手間を考えずに、書留で送ってくるという報告。
ムネアツです。


そして今日届きました(再配達)

・・・・・はっきりって、くそみたいなもんでした。
第一報となんら変わりません。
そして、2次流出はなかった。今後も発生しない、安心してくれと言い切るすごさ。




なお、結果を抜粋すると、

・信頼できる外部業者に従業員PC調査してもらったけど他への流出はなかったよ。
→従業員に信頼していて裏切られたんじゃないの?なぜ外部業者を信じて平気だと?そこらの流出はないの?

レンタルサーバのファイル削除したよ
→保存ストレージによるけども、サルベージされないの?バックアップとかされていないの?サーバ業者の内部とかどうなってるのかまで協力を得て調べられたの?
さすがにレンタルサーバ事業者の資産だからあまり口出せないよね?あとはレンタルサーバ事業者の問題で片づけちゃう?

・検索結果から削除したよ
→巡回されたらならインデクス付けされただろうし、なんならキャッシュも作られていたんじゃないの?そっちへのアクセスはなかったの?
検索結果にどう表示されていたの?どの程度表示されていたの?



ネットに乗せられた情報なんて一生消せない傷だという前例を破るくらいのすごい調査結果を期待していたんですが。いやー肩透かし。


そもそも第三者により閲覧があった情報741件という件数が怪しい。
こんなきっぱりと件数出る?普通・・・どう考えても1件1ファイルとかじゃないよね?
かといって50音順に分割とかでもなさそうだし・・・
どういう分割だと20万件近い情報のうち700件が個別にアクセスできるようになっていたのさ・・・と。
※まぁ古い情報が云々だから調査都度抜き出していた単位と言われればなっくとといえば納得なんですけどね)