Uruma0.4.1とりあえず起動編

workspaceがきれいになったところで、
blankプロジェクトを起動させます。

図 4 起動構成を選択して実行


configuration\Uruma-Launch_RCP-Blank.launch
を選択し、右クリック>実行>Uruma-Launch_RCP-Blank
と選択してください。
メニューが出ていない場合、プラグインの導入忘れ、失敗が考えられますので
プラグインのインストールについて見直してください。


図 5 ブランクプロジェクトを起動


ブランクプロジェクトが起動出来たと思います。
起動できないような場合、起動構成を見直す必要がありますので、
公式のセットアップを参照ください。


複数のUrumaプロジェクトがあったりすると失敗することがあります。


実行ダイアログを開くメニューより以下設定を見直します。

図 6 実行ダイアログを開く


図 7 実行ダイアログのプラグイン構成


ここで、ワークスペース内のその他urumaプロジェクトにチェックが入っていたりすると失敗しますので、チェックを自プロジェクトのみとします。


プロジェクト名のリファクタリング
プロジェクト名変更する際には気をつける必要があります。
公式のセットアップページに、プロジェクト名変更の注意点がありますのでそちらを参考にしてください。


何本かプラグイン作りましたが、プロジェクト名の慣例は知りませんでした(^^;


まぁそれはさておき、個人的にはプロジェクト名がプラグインIDというのが気持ち悪かったりしますので、UrumaSampleにリネームして再度実行します。



図 8 リネームして実行


以下のようなエラーが発生したのではないでしょうか?

[main] ERROR org.seasar.uruma.rcp.ui.UrumaWorkbenchAdvisor - [EURM0001]例外が発生しました.理由は Can't find bundle for base name urumaImages, locale ja_JP
java.util.MissingResourceException: Can't find bundle for base name urumaImages, locale ja_JP


ここでルールですが、
ルートパッケージ名と、META-INF/MANIFEST.MFにあるIDは一致する必要があります。
(テキストで見た場合は、Bundle-SymbolicNameとして展開される)


ここで注意点なのですが、プロジェクト名をリファクタリングすると、気を利かせてIDもリファクタリングしてくれます。
ここにきて、プロジェクト名の慣例が効いてくるわけですね。



図 9 パッケージ名とプロジェクト名とIDの関係


では、手動でIDをルートパッケージに直します。

図 10 ID変更


さて、再度実行してみると、起動出来たのではないでしょうか?


では、パッケージ名の話が出てきたので、ルートパッケージを変更します。
ルートパッケージを選択してリファクタリング>名前変更
とするか、ALT+SHIFT+Rでショートカットで名前変更します。

図 11 パッケージ名の変更

小さいポイントですが、サブパッケージも変更するようにチェックします。
また、この段階なら、プレビューを強制されるようなオプションは指定しなくても構わないと思います。


src/main/resourcesに、convention.diconがありますので、
ルートパッケージを指定します。

図 12 ルートパッケージの指定


さて起動します。
が、勘の良い人や、さすが!な人は気付いたと思いますが、エラーになります。


上述の通り、IDと、ルートパッケージは同一である必要があります。
なので、MANIFEST.MFのIDをルートパッケージに指定する必要があります。

ちょいと面倒ですね。
なので、
ルートパッケージ名を決定する(convention.diconを修正)
プロジェクト名をルートパッケージ名にリファクタリングする
とすると、手間が少なくて良いのではないでしょうか。
上記手順で出来ないような場合や、ルートパッケージの変更があった場合、
プロジェクト名を上記に出来ないような場合には、ルールに気をつけて変更してください。

<<ルール>>

ルートパッケージ名を変更した場合、プロジェクト名を変更した場合には、MANIFEST.MFを修正する必要がある。